【初心者登山】2014/04 大平山(栃木) 技術力向上への誓い
数回歩いても、少しも上りの力がつかない。
力というよりも、心肺機能の向上が見られない。
解決の糸口はまだ見つからなかった。
下りは下りで、斜面に対する恐怖感と不安定さに悩む。上りも下りも悩みがあってどうするんだ!
だが目標としては、多少辛くても安全に楽しめる登山がしたい。
心肺機能による苦しさが小さい下りを己れの努力で、少しでも上達したいという思いにたどり着いた。
上りが苦手なら下りを得意にしたい!
筋力とか心肺機能とか、身体の持って生まれたスペックと今までの人生での鍛錬無しで、相当なマイナススペックからのスタートである。
偏差値で言うと30くらいに違いない。いや、気ではなくて現実だ。
私は今まで勉強も仕事も中の上くらいは頑張ってきた。だが、登山に関しては、「落ちこぼれ」だったのだ。
ある程度の努力で上達が実感できるものは何か?
それは「下り」の練習だ。
下りは技術と経験とその為の努力だ。
まずは、下りをマスターするんだ!
そんな気持ちを抱いて、栃木県の大平山に再訪である。まずはこのレベルから順番に頑張って行くことにした。
大平山については、2013/12の山行と同じである。
山に登るという事は、こんなにも自分のダメさ加減に向き合わなけれならないとは思わなかった。でも、山に登り続けたいのであれば乗り越える努力をしなければならない。
もしかしたら、それに対してほんのちょっとのご褒美を山からもらえるんじゃないかな、などとかすかに期待してしまう。
継続は力なり。