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【道具考–サンダル】KEEN クリアウォーター CNX

登山に直接使用するものでもないが、アウトドアにぴったりのサンダルを紹介する。

あまりにも有名すぎて今更感はあるのだが。

 

KEEN クリアウォーターCNXを2015年に購入した。

 

足にフィットする登山靴を購入して以来、足に合う靴の快適さが癖になってしまった。普段履き、あわよくば登山帰りの履き替え用の靴として履けるものはないかと思っていた。登山靴も当初スカルパ にするかキーンにするか実は悩んでいたが、スカルパ に憧れて過ぎてスカルパ を買ってしまったため、今度はキーンの靴を是非買ってみたいと思っていた。

そこで気になったのがキーンのサンダルである。

口コミを参考にすると「きつい、小さい」というコメントが数多くあった。私の幅狭な足にはちょうどいいのではないかと想像していた。

普段、23.5cmの私はそのままのサイズを履いてみた。

 

履いてびっくり!

こんな靴を探していたのだ。

1)踵

踵がキュッと包まれるようにフィットする。サンダルだというのに横ズレしない。踵をのせるヒールカップがあり、履いた時に安定感を感じる。踵の安定を感じる=買うべき靴 と私は思っている。

 

2)甲

足の土踏まずから、これまた包まれるように甲にフィットする。グッと踏み込んでもサンダル内で決して足が横にズレない。この安定感は信頼感に変わり、多少足場が悪い場所でもこのサンダルなら歩けそう!だし、足に吸い付くようなキュッとするフィット感を快感に感じてしまう〜。もしかして、このフィットする感覚が「きつい」と感じている人が多いのではないだろうか?ここが緩いような靴が好みならキーンのサンダルを履く意味が分からなくなってしまいそうである。

 

3)重さ

軽い!身体も軽く感じる。

足をしっかり守ってくれている感覚がありながら、軽快なのである。

 

4)つま先

軽やかにアウトドアを歩くとなると、心配になるのはつま先である。サンダルでつま先ぶつけたら痛そうなのだが、つま先がキチンと保護されているので安心感半端ない。

そして、踵、甲のフィットしている靴なのに足の指は広げられるのである。そこがさらに快適な境地になって、温泉に肩までつかった時の声 「うー」とか「あー」とか言いたくなるのだ。足の指を使って歩く事は気持ちいい。こんな風に歩ければ、わざわざ足の指を使ってのタオルギャザーの練習とかいらないと思える。足の健康に良いのでは。

 

KEEN クリアウォーターCNXは甲と踵がぴったりフィットした状態のまま足の指を思いっきり開いて軽やかに歩いて欲しいアウトドアサンダルである。フィットしている、かつ足が守られているからこその安定感と軽快さが歩く事を楽しくしてくれる。

この足の感覚を知ってしまうと、よくあるつま先狭くて横幅が緩い靴なんて二度と履きたくないと思う。

 

自分のはもうすぐ履き潰しそうなため、もう一足クリアウォーターCNXを是非買いたいと考えている。