一歩一歩を大切に

山は人生を変えるのか?を知りたくて山に行く!

【山道具考-山ウェア】ソフトシェルが好きMAMMUT編

山に何度も行くようになると、自分がどんな時にウェアで不快に感じるかが分かってくる。

おそらくそれは人によって感じ方が違う個人差はあるとは思う。

私の場合は、とりわけ蒸れによる暑さである。

その中でも二の腕部分が暑くてたまらないというのが苦手である。

春夏の森林限界以下(無雪期)では長袖シャツ+半袖Tシャツで主に行動する。だがそれよりも寒い事があるかもしれない森林限界超えとかやや気温が下がる秋とかにさらにもう一枚上に着たい時が出てきた。

その時何を着るかである。

当初はレインウェアのゴアテックスジャケットを着てみたり、もう一つ持ってるジャケットを着てみたりしたのだが、暑くて暑くて気持ち悪くなってしまう。

なぜそんなに暑がりかというと、後になってわかったような気になったのだが、体力がマジ少ない時は100〜120%のフル稼動で行動していると相当暑くオーバーヒートになりやすい。そして少し体力がついてきてやや余裕が出来てくると60〜80%稼動くらいになると身体の暑さが和らいでくる。そこも個人差は激しいとは思う。

では、薄いフリースはどうなのかというとこれはこれで快適である。ただし、風が強いと抜けてしまい寒さを感じてしまうので、もう少し風をよけれたらと思う。

そんな時、蒸れないで暑くない風からも守ってくれる一枚羽織れるジャケットは無いのか?と探してみたら、そういう時にソフトシェルなんではないかと思った次第である。

本当にそうなのかどうなのか人に聞けば良いのかもしれなが、聞く人もおらず、そして誰かに聞きたいとも思わない自分は「買って試そう」派である。人の意見があればとりあえず聞くかもしれないが、個人差があるのは何度も言った通りである。

暑いからという理由でソフトシェルを考える人もいれば、別の用途でソフトシェルの事を考えている人もいるかもしれない。他人がどういう基準でどう思うかを理解するのは難しい。自分が間違った解釈をするかもしれないので参考程度にした方が良いと感じる。

それこそあなたにはあなたにはあったものを、私には私にあったものをと思う。

 

◾︎買って試そう〜!コーナー

【2016年購入】

MAMMUT 

Softec Granite  Fooded  その1

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20,000円以下で買えるジャケット。

購入時、脂肪付きまくりだった私は女性用が入らず(背中に横じわが出てしまいキッツキツに見えた)、男性用のXSサイズを購入。

女性用のMサイズは日本のLサイズ相当になる。

白にしてみた。

無雪期登山にこんなに快適なジャケットがあるとはと驚きを通り越して感動を覚える。

あくまでも登山時に一枚羽織りたい時に羽織るものである。夏だと休憩時に着たりする。稜線だと夏でも着る。

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快適すぎて手放せない一着になった。ヘビロテである。超ヘビロテである。

1年中着る。

冬の低山でも着る。冬は電車バス乗車中に寒いなと感じる時もあり、ソフトシェル下に薄手フリースを着る重ね着であるが、登山中はフリースは脱ぐ。

重ね着をするかもといって大きめのサイズを選ぶ必要はない。

マムートのジャケットがすごいなと思う理由はすそからウエストまでがぴったりで胸から肩、二の腕周りにゆとりがあるため、腕をあげてもすそが持ち上がったりしない、いわゆる着崩れないのである。フィットしているのに動きやすい。「体温快適で自由でーす」と叫びたくなる。

このお値段でこの機能で着崩れない。マムート のソフトシェルファンになる。

 

追加するとフロントファスナーがダブルジッパーである。重ね着とかでファスナー苦しいとか、少しは空気入れたいけど首もとのファスナーは上まで上げたい時に下側が開くファスナー便利すぎである。体温調節がしやすい。

 

【2017年購入】

MAMMUT 

Softec Granite  Fooded  その2

2016年購入のジャケットが快適すぎて1年が経った頃、登山ショップで同じジャケットの黒を見かけた。レディースである。昨年レディースが着られなかった自分としては、入るか入らないか試してみたくなったので。

レディースMサイズ試着(日本Lサイズ)。

あれ?緩くて逆にシワ出ちゃう。

レディースSサイズ試着(日本Mサイズ)。

あれ?入る!!!

入らなかったサイズが入る嬉しさと黒が欲しかったのが相まって、即決購入。

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レディースのせいか?それとも年が改まって改良があったのか、軽くかさばりも小さくなったようである。

体温が快適であるのは同じ。暑くなく寒くないという温度うんぬんを感じさせない所が重要だと思う。

 

【2018年購入】

MAMMUT 

Softec Granite  Fooded  その3

2018年になり、また登山ショップで同じジャケットを見つけた。

この年は驚きあり。

薄さ半分になっている!軽い!かさばらない!

驚愕の変貌というか、進化していた!軽量化のためか縫い目がないような圧着?に変わっている?

やばい!超欲しい!

値段も値上りしていない。

今度は青だ。

試着。あれ?レディースSサイズが若干小さく感じる。

悩んだ挙句、レディースMサイズを購入したが、結果やはり大きすぎた。なので出番少ない。Sサイズに買い換えたい(;ω;)

 

【2018年購入】

MAMMUT 

Ultimate Hoody (アルティメットフーディー)

 

このソフトシェルに手を出す日が来るとは思っていなかった。

高額なのである。Softec Granite Hoodyの2倍以上の価格になる。

秋冬の寒くて風の強い日、「そのジャケットにはウィンドストッパーなのか」という問いにハッとしたのである。Softecはウィンドストッパーではない。ウィンドストッパーのソフトシェルが欲しくて購入に至った。

(ウィンドストッパーについてはググってね)

Softec Granite Hoodyよりも厚手でややズッシリしている。秋冬のキンキンに寒い時の行動着としてとても役に立っている。厚手だから暑いかと思いきや二の腕から脇全部が開くようになっていて温度調整がやりやすい。しかも脇のラインはダブルジッパー。

フロントジッパーがダブルジッパーでないのはやや残念であるが、両脇がダブルジッパーなので良しとしている。

今回も黒を購入。ロゴが目立ちにくいので、普段も着れそう、、、、。

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そんなこんなで、ソフトシェル、フル活用中。

 

ただし、やはりと言うか、やや体力向上してくると(標準から見てまだまだなのだが)、ハードシェルでも蒸して辛いという事が少しずつ減っていく事を実感している。

登山を通して得られる身体の変化も楽しみの一つである。