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山は人生を変えるのか?を知りたくて山に行く!

【初心者登山】2015/01 日和田山 岩場で四苦八苦

関東近郊のいろいろな日帰り低山巡りが楽しくなってきた。埼玉方面にはまだ行った事がない。そこで目についたのは初心者でも登れそうな日和田山である。

ここも公共交通機関で行ける山という事でありがたい。

 

コース

西武池袋駅西武線 高麗駅下車

高麗駅ー日和田山登山口ー男坂ー日和田山ー物見山ー西武横手駅ー西武池袋駅

 

1)西武線

西武線もこんなに奥まで来たのは初めてである。飯能駅を過ぎると途端に山深くなる車窓の景色。一気に登山気分が盛り上がる。

西武高麗駅で下車。

登山口までは市街地を20分前後歩かねばならない。事前に登山口までの地図を調べておいて良かった。一回行けば二度目以降は迷わないで済む道順である。

登山口が近くなると標識もあり分かりやすい。

 

2)登山口から日和田山

登山口からは、最初ゆったりとした公園のような道を緩く上がっていく。落ち葉が沢山あり、晴れた冬枯れの景色はいいなぁなどと思いながら進む。

分岐があるが「日和田山」の方へ進む。

やがて「男坂」「女坂」の分岐が出てくる。

岩場がこの上なく苦手な私は、是非男坂にトライしてみようと意気込んで、今日は来たのだ。

迷わず男坂の方へ進む。

石段のような道を進むと祠があった。ここから岩っぽい登りに差し掛かる。

やがて急な岩場が目の前に立ちはだかる。

恐る恐る両手両足で登る。事前に三点支持とか身体を岩から離す、という事を頭には入れてきた。

岩を目の前にするとどっちに行ったらいいものやら悩みながら進む。三点支持とかそういう問題以前にどういうコース取りをするべきかが必要なんだなと思った。そして恐らく3mくらいしか登っていないのに手詰まり感あり。かと言って戻るに戻れない。振り返れば高度感たっぷり。落ちたらただじゃ済まないだろう。しばらくそこにしがみつく羽目になってしまった。すると後ろから若手女性が登ってくる。

私の後をついてこようとするのだ。登ってきて右に進んだ所の私のいる方に進んできた。思わず声をかける。「こっちじゃないみたいなので、そっちからだと思います」と。

女性はそのままスルスルと上がっていった。私も左に移動したかったのだが、ここも、何と恐ろしいことに戻れない。どうする自分!!

がむしゃらに上に行くしかなかった。この時はつま先で足場を登るという事を知らなかったのだ。足場を見つけられない、やはり私は初心者だ。下手くそ満点の方法、膝を引っ掛けて登るという、やってはいけない方法でその場は窮地を脱した。そこを過ぎれば岩場の傾斜も緩くなりホッとした。

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すげー怖かった。

岩場に慣れるどころか、恐怖心が増してしまった。

岩場の終点は男坂と女坂が合流する休憩ポイントである。

登山者は数人いたが皆のんびりと日なたぼっこだ。先ほどの自分の生きるか死ぬかぐらいの窮地がウソみたいな穏やかさである。

和田山山頂はちょっと目立たない所にあるが立ち寄る。

 

3)日和田山ー物見山ー武蔵横手駅

和田山から物見山方面へ向かう。

標識が割とあるので迷わず行けたが、物見山はどこにあるのか分からずいつのまにか過ぎてしまった。途中登山者がたくさんバーナー料理をしてお昼を楽しんでいた。

私もお腹がすいてきた。この頃はまだ食料を持ち歩く事をあまりしていなかった。行動食の大切さを理解していなかったのだ。まだまだあまちゃんである。

武蔵横手駅近くで何か食べようと思った。

到着した武蔵横手駅周辺に飲食店ゼロであった。空腹のまま駅ホームで電車を待つ。

駅からヤギが見えた。

 

武蔵横手駅に着く前に寄った滝は綺麗だったな。

 

岩場は好きになれない。困ったな。