一歩一歩を大切に

山は人生を変えるのか?を知りたくて山に行く!

【八ヶ岳】2016/01 北八ヶ岳 初めてのスノーシューは雪不足(1)

山のスタイリッシュ女子からのお誘いを受けて参加する事にした「初めてのスノーシューツアー」の日がとうとうきた。
素敵な山ガールなモデルさんと一緒に行くツアーである。きゃあ楽しみ!

(1)茅野駅集合
新宿から特急あずさに乗る。車両内の乗客はほぼ皆雪山登山客である。
途中、誰かのツブヤキが思いっきり車両内に響く。
「あ、オベリスクが見える」
すると車両内のお客さんが皆、進行方向に向かって揃って左に向いたのがおもむろに見えた。すごい。やっぱりみんな山の人だ。
(鳳凰三山オベリスク)
茅野駅で降りるとおしゃれな雪山女子がいっぱいいた。ツアーの参加者が改札外の通路に集まる。新宿駅のトイレで見かけたおしゃれザック女子も一緒だった。
モデルさんもいよいよ登場。やっぱり背が高い!肌の質感が桁違いに綺麗!普通じゃないオーラ出まくり!
自分の体力の無さを棚に上げて、ウキウキする。

(2)驚きのスタイリッシュ女子
スタイリッシュ女子も当然だが茅野駅で落ち合った。
スタイリッシュ女子の足元を見て驚いた。
冬靴じゃないじゃん!
思わず「冬靴はいてこなかったの?」と聞いてしまった。
女子は言う。「お試しの冬山なんだから、特に買ったりしないよ。」
うっそー!私にはさんざん勧めてきたのに、自分は買わないんだ。意味わからなかった。
自分の持っているものを勧める人は知っているが、自分が欲しくもないものをあれ程熱心に勧める人がいるとは。。。
山にはいろいろな人がいる。と、なんとなく感じてしまった。

(3)雪山の洗礼 登山口
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(1番後ろが私の後ろ姿)

貸切のバスは茅野駅を出発し、渋の湯温泉の登山口のちょっと手前の公衆トイレ前で止まった。バスを降りる。バスの外の温度が「痛い」!
男性ガイドさんが2人おり、「雪が少ないのでスノーシューは出来ないかもしれませんが、軽アイゼンを使います。ただし、まだ装着いたしません。」といろいろ説明して下さる。
私はいよいよ上りだと思うと緊張し、緊張すると水分が欲しくなる。この時私はハイドレーションをしていた。
ガイドさんがすかさず、「ハイドレーションだと凍っちゃうでしょ。」と。
そんなバカなと思い、一口目を吸う。冷たい
水が気持ち良かった。
二口目を吸う。出てこない!ホースの中で水は全て凍っていた。何て事だ!大失敗だ!
保温ボトル1本は無事であった。
寒さを舐めていたのか?いや知識が無かったのだ。無知は危険の第一歩だと確信した。
厳しい雪山の洗礼だ。現場で学ぶ事は大切だ。

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続く