一歩一歩を大切に

山は人生を変えるのか?を知りたくて山に行く!

【はじめての雪山準備2015】スノーシューに行こうよ、って何だ?(1)

◾️始まり
ときどきこのブログに登場してくるスタイリッシュ女子。イベントやらツアーやらステップアップ講習会がお好みのようであり、私の事をいろいろ誘ってくれる。この時点では、私はそういう集合に苦手意識を持っており、断ってばかりいる。
そんな折り、スタイリッシュ女子から「スノーシューに行きませんか」という謎の言葉が発せられた。
スノーというからには雪っぽいイメージを受けたが、まず「スノーシュー」という用語がわからなかった。
スタイリッシュ女子は言う。「大きなかんじきみたいなの。歩くだけです。無料レンタルがあるんです。」という。
場所は八ヶ岳のどこからしい。

◾️行く決心
どういう訳だが心の中で「これは行ってみよう」と自然と答えが出た。ちょうど冬用のダウンジャケットを買ってみたいと思っていた時で、どうせなら着ていく場所があったらいいなと思ったのである。そう、全くのど素人である私。どういう衣服が必要か、どういう装備が必要か、全く不明であった。

◾️装備1:ダウンジャケットを買う
スタイリッシュ女子と登山ショップにいく。
2015年冬には欲しいと思っていた薄手のダウンジャケットが流行っていた。マムート にするか、ノースフェイスにするか試着しながら迷う。表面のマットな質感と軽さと着た時のなんとも快適な着心地が気に入り、ノースフェイスフェイスのものにした。ダウンと化繊の混紡であった。時を経て観察すると化繊はプリマロフトを使用している。快適!スタイリッシュ女子一押しであった。価格も2万3千円くらいだったろうか。この頃の私としては割と大きな買い物であった。
ノースフェイス サンダージャケット

水色にしたが、時とともにシミが目立ってきた。濃い色にしておけばよかったかな。

◾️装備2:ゲイターを買う
スタイリッシュ女子が言うには、靴に雪が入らないようにゲイターを付けた方がいいという。私はあまり好きではなかった。ボンレスハムみたいな夏のゲイターのイメージがあった。
「シュッとしたゲイターならつけてもいいな」と言うとスタイリッシュ女子は「ヨスミ ユリさんがつけているのがシュッとしてるね。バーグハウスのだよ。」もう、彼女が何を話しているのか全く理解できない。が、彼女が選んでくれたゲイターを足に巻いてみた。ボンレスハムにはならなかった。これでいいやと思う割には結構なお値段だったと思う。たしか5000円。自分にとっては高額出費だな。

◾️装備3:ロングパンツを買う
何も知らない私は問う。「ロングパンツは必要?」なんておバカな質問。冬の八ヶ岳だ。
スタイリッシュ女子はシンプルに答える。「ロングパンツにレイウェアを重ねて履くんだよ」と。
しまった。ロングパンツ持ってないし、好きじゃないし、重ねて履くなんて不快そう。。。
重ねなくてもいいようなロングパンツがあったらいいのに、と思っていた。
ノースフェイスのウェブショップなどをたまに見ていた。そこで「サミットシリーズ」なるものを発見。どうやら冬用のウェアのようだ。女性用のサミットシリーズのロングパンツが気になった。マウンテンパンツと普通っぽい名前であるが、横にずっとファスナーが付いていて、アンダーとこのパンツの二枚重ねだけで冬山に行けると書いてあった。実物を見たかったが、登山ショップを数件回っても出会う事がなかった。思い切ってウェブショップで購入する事にした。ツアーまで日にちも迫ってきた。手痛い出費は27000円くらいであった。この頃はまだ登山にお金をかけようなんて、さらさら思っていなかった。

マウンテンパンツはちょっと厚手で防風っぽいソフトシェルパンツだった。これは結構快適で気に入り、長く履き続けている。

さらにお買い物は続くが、長くなりそうなので続く。
そしてお買い物はヒートアップしていくのである。

続く