一歩一歩を大切に

山は人生を変えるのか?を知りたくて山に行く!

【道具考-装備】晩秋の1400m前後の山 晴れのち曇り 日帰り装備(1) と マムート ザック リチウム プロ28L

「山に行く時、何持ってく?」の装備のご紹介である。私の個人的装備であるため、「これが正解」という事はないがご参考までに紹介する。
前回は春の低山の晴れて暑い日を想定した装備をご紹介した。
http://yamawoaruku.hatenadiary.jp/entry/2019/04/21/202924

今回の条件を以下に示す。
【季節 】10月末 最高気温10度前後
【山】関東 標高1000〜1500mくらいの低山
   奥多摩などを想定
【日数】日帰り
【備考】途中給水不可
晴れのち曇り

いろいろな山行で共通するものももちろん多いが、それを含めて私は以下の装備を準備した。

1.ザックに入れていくもの
1.1 レインウェア

レインウェア 上 素材:ゴアテックス
レインウェア 下 素材:ゴアテックス
晩秋のため降雨時の寒さを考慮し、レイン手袋も。さむい時期に手が濡れて冷えるのは気が滅入るので手袋は忘れない。この辺は好き嫌いでも良いのかな。
レイン手袋そのものに「これは!」と思うものがまだ見つかっていない。
やっぱり濡れる。そして1度手袋を外したら、2度とはめられなくなるくらい引っかかるのはイライラしする。この2回目に買った手袋はぴったりサイズではなく、大き目のものにした。その方が外した手袋を再度はめやすい。まだまだ研究中である。いつか「これだ!」というものを探したい。
レインウェア上下はザックにしまう時、スタッフバックに入れずに直にパッキング。雨の時、素早く着る事が必要と感じる。もたもたしてたらだめだ。かつ、ファスナーはあらかじめ全開にしておくと着やすい。帰路、濡れたレインウェアをしまう軽い袋は別途ザックに入れておく。

1.2 エマージェンシーなどいろいろ

エマージェンシーシート
ツエルト
ティッシュ(水溶性のもの)
ウェットティッシュ
速乾性ハンドタオル
熊鈴
常備薬(痛み止め、胃腸薬、風邪薬、酔い止めなど)
バンドエイド&キネシオテープ(よく使う長さにカット)
ヘッドライト(前日に必ず点灯テスト)
膝サポーター

1.3 防寒着 その他

防寒着(薄手のフリース)
薄手のウィンドブレーカー
  超寒い時は フリース+ウィンドブレーカー
  +レインウェア の重ね着が出来るもの
帽子
指先だけ出るメリノウール手袋
  手が寒い時、手首が温かいと身体も温かい
  自身のお気に入り
保温ボトルにお湯 500ml
水 500ml ✖️2本
(追加して スポーツドリンク500mlも持参)
登山地図
ストック(ストックはお守りとして持参。普段はあまり使わないが)

2.ザックにしまう
上記の装備をザックにしまうが、まだ余裕あり。あとは行動食と登山中に暑くて脱ぐものを入れる。


最近日帰り用にお気に入りのザックは
マムート リチウム プロ 28リットル。
(MAMMUT LITHIUM PRO)
男性用女性用という区分はない。
これくらいの小さいザックは厳密に背面長云々しなくても、「背負いやすい」というフィーリングがあえばいいかなという気がした。それほど重い荷物になるわけでなし。

2.1 お気に入りポイント
1)軽い。870gくらい。30リットルザックで重いものは1400〜1500gのもあるので、この軽さは良い。体力自信が無い場合は軽いザックが良い。

2)ザック前面に小物入れがある。シンプルで小物入れが無いのが好かれる傾向があるが、逆に私は小物入れが付いているのが好きである。シンプルザックだとザック内がスタッフザックだらけになり、見つけたい物が下のほうにいって見つけにくいとか結構ありがちなので、ここのファスナー開けたらバンドエイドありと分かる感じが気に入っている。ファスナーがついていてもこの軽さが嬉しい。個人の好みによると思うが。

3)小さく軽いザックでありながら、背面がかたい。よく小さいザックは背面フレームが省略されてグニャグニャなのがあるが、これはしっかりフレームが入っているのが気に入っている。

また背面も全面メッシュじゃないのがいい。メッシュで覆われると逆に蒸れる感覚があり、背中にくっつく部分とそうでない部分がスパン!と分かれているのが蒸れない気がしてきた。そして背負っていて楽な背中当たり。歩きやすい。

4)ウエストベルトの小物入れは1つでいい。
小物入れが好きと言った2)と相反するようだが、ウエストベルトの小物入れは2つもいらないかもとなんとなく思っていたが、このザックで「やっぱりそうだ!」と思った。
片方だけの小物入れは写真を撮るためのスマホだけ入れている。
そして驚くべきは「ファスナーが開け閉めしやすい」。これすごい。ザックを背負ったまま、開け閉めしやすいザックってそうそう無いかも。(最近はその辺が改良されるザックも多くなってきたような)ファスナーは付いてりゃいいってもんじゃなくて、開け閉めしやすいことが重要。開けれるけど閉めにくいとか、閉めやすいけど開けにくいとか。そういう経験があるとウエストベルトの小物入れいらねーとか思うようになる。
そしてこのザックのウエストベルト小物入れの小技としては、ものを出し入れしやすいようにひだがついている。

このひだのおかげで出し入れしやすく、さらに開け閉めしやすいファスナーで、写真を撮るために頻繁なスマホ出し入れにストレスがなくなった!
スマホが出し入れしやすくなると、以前から歩いている時には不要かなと思っていたサコッシュを持つ必要がなくなった。荷物を減らせる効果に繋がった。

5)雨蓋の裏の小物入れはメッシュが好き。
 湿気がこもらない、頻繁に使うものじゃないけど必要なものを入れ、開け閉めするたびに「あるな」と確認できるのがお気に入り。いざ必要な時にはここに確実に入ってるとわかる。
ヘッドライトや自宅鍵などを入れる。したがってキーリング的なものが付いていてグッド!

6)色が好き!

2.2 困った点
1)薄い色のせいか汚れが目立つ。
なんとかしたい〜(//∇//)

3.着て行くもの

晩秋という事でファイントラックのドライレイヤー半袖を着用。
長袖シャツ(アークテリクス フェイズAR)に半袖シャツ(山小屋お土産Tシャツ)の重ね着。
登る時は暑いので薄着。だが、胴体は冷やしたく無い。暑い暑いって、どこが暑いんだろうと思ったら、私の場合、二の腕が暑いのだ。ここさえ暑くならなければ、結構身体も楽になるのにな。
ロングパンツ。薄手だが冷えることが無い機能のもの。(モンチュラ )

早朝移動時は寒いので、薄手フリースを着ていく。
脱いだり着たり、山歩きは忙しいのだ。