一歩一歩を大切に

山は人生を変えるのか?を知りたくて山に行く!

【北アルプス】2015/08 折立登山口に行ってみたい(1)

燕岳から帰宅した直後から、全身激しい筋肉痛でのたうちまわる。

プロジェクト休暇1週間のうち後半をゴロゴロして過ごす羽目になった。

山の知り合いスタイリッシュ女子からたまにメールなどくる。たいてい「***行きませんか?」というようなイベント系へ行くお誘いであるが、なんとなく断る。そういうやりとりで登山用品ショップには山に行くツアーなるものがあると知る。1人になれるから楽しい山歩きなのに、なぜ集まって行くのか理解できなかった。そもそも普通の旅行でもツアーというものを経験した事がない。スタイリッシュ女子とのやりとりで「ガイドのWさんいいよね」という話が発端となり、Wさんについて調べ始める。

1ヶ月後に「北アルプス 薬師岳1泊2日 集合 折立登山口」というのがある。へー登山口集合なんだ。だけど、それってどこ?

調べます。とことん調べます。調べるの趣味ですから。

富山県? 有峰湖方面?

少しずつ場所がわかってくる。なんだか記憶にあるのは有峰湖。大断層が走ってるところだったかな?その大断層を常時観測してる研究施設があって、そこに大学授業で見学に行った記憶があるが、定かではない。勉強熱心でない事がバレバレである。

まず「公共交通機関がない」という事がわかり愕然とする。

でも、季節運行の登山バスが富山駅から折立登山口まで出ている事に辿りつく!

バスの運行日時を調べ予約サイトを確認。

なんとー!満席!!!!

すごい!人気路線なんだ!残念、行けない。

あれ?ツアーとか行かないと言いつつ、ツアー前提でバス時間調べてた?

そして世の中に「登山のガイド」という職業がある事を初めて知る!!!スタイリッシュ女子の言う「ガイドさん」ってそういう意味だったのか!いろいろ目から鱗である。

山の世界は広くて深い。

そうか、山で見かける団体は決して「同窓会」とか「仲良しグループ」とかの登山ではなくて、登山ガイド(もしくは山岳ガイド)さんと共に登山するツアーなのだと理解した。

おそらく私にはツアーは無理だ。体力ないし、息が上がる悩みはまだまだ継続中で、ついて行けないだろう。こういうツアーでついて行けない時はどうなるのだろう?「私の事は忘れて下さい」とドロップアウトしたくなるだろう。でもそういうのは許されないだろう。そう思うとツアーとは何か?勝手な妄想としては極限まで追い詰められて、全身ぼろぼろになって、「私が悪うございました、もう二度とご迷惑をおかけしません!もうツアーに申し込むようなマネは致しません!」と泣いて土下座する事になり、人間失格のレッテルをべったり貼られるのだろうか?(あくまでこの時点での私の勝手なネガティブ妄想炸裂)

だめだ、やめておこう。

 

その後たまたま目にした雑誌のテーマが「1泊2日で行く北アルプス」だった。山の雑誌を今までほぼ読んでこなかった。遠い世界の山(北アルプスとか)の情報は以前は全く必要なかったし、興味もなかったからである。そういう雑誌が突然身近になってきた。雑誌を購入し貪るように読んでみた。折立登山口から薬師岳の写真がのっていた。青空を背景に白っぽい石がゴロゴロした風景である。いつか薬師岳に行ってみたい。そう思うようになった。ただ、それはまだ先だ。でもこの時から「折立登山口」へ行ってみたくてたまらない衝動にかられる。

 

折立へ行く方法調べを絶賛続行中である。

毎日あるぺん号で竹橋乗車ー有峰口駅前バス停で下車。

有峰口駅前バス停から

富山駅発折立登山口行きバスに乗る!

 

これだ!これで行こう!

だけど折立登山口からどこへ行く?

いや山頂じゃなくてもいい。いつか来る薬師岳登山のための調査として、山小屋まで行こう。

帰りはまた折立登山口へ戻ろう。

今は繰り返して経験を蓄積していきたい。

帰りは折立登山口から富山駅まで戻ろう。

富山駅から東京へは 特急白山 か?いえ時代は新しくなり、北陸新幹線ができている!

 

最初調べていたツアーの日程の翌週のバスは空席があり往復を予約。行きの毎日あるぺん号を予約。太郎平小屋を予約。

 

予約は終わった。

後は準備して行くだけだ!

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つづく