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【初級者登山】2015/03 栃木 焼森山でミツマタに包まれる

ミツマタの花が気になって仕方がなかった。

桜と被る時期に咲く。山奥で一面に咲くミツマタを見たかった。

公共交通機関を使って行く方法が見つからない。

だが行きたい。

思いが強いほど解決策は意外と見つかる、という事を実感。なんと秋葉原駅から出ている「焼き物ライナー」という高速バス(益子、笠間という陶磁器の産地行き)で途中下車して行くことが出来る事を発見。

 

コース

秋葉原駅前(高速バス 焼き物ライナー)-道の駅さかがわ 下車

道の駅さかがわー焼森山登山口ー焼森山ー鶏足山ーミツマタ群生地ー道の駅さかがわ

(高速バス)ー秋葉原駅

 

1)高速バス

秋葉原駅前から出発する焼き物ライナー。

朝8時代にあり。

往復チケットがお得(ただし、2018年にお得チケットが廃止されたようである。出かける方はウェブサイトでご確認を)

座席指定 往復ともなし。ただし満席の場合は乗車できないとのこと。

チケット購入は秋葉原駅前のバス乗り場のあるロータリーに面したコンビニにて販売あり(これも変更の可能性があるため、焼き物ライナーのウェブサイトでご確認を)。

 

2)道の駅さかがわ

高速バスを下車する。

降車ボタンを押して下車したのは私1人。

普通はマイカーでくる所だよね。のんびりした周りの風景も心安らぐ。

売店には野菜や果物、手作りお弁当あり。

ここで、ひな祭り風ちらし寿司を1パック購入。

ミツマタ関連の情報や登山口案内などはここで入手可能である。

 

3)焼森山 登山口

道の駅さかがわ から、しばらくアスファルトの道を歩く。20分前後だろうか。

「焼森山登山口」と立派な標柱が立っているので入り口はわかりやすい。

人の気配全くなく、静かな森を歩いていける。

早春の森は芽吹きが始まったばかりという雰囲気に満ちていた。

 

4)焼森山、鶏足山

ほぼ誰もいない登山って楽しい。

森の中をいろいろ観察しながら進む。

難しい所がない親しみやすい登山道。

標識もあり、迷う場所なし。

焼森山を通過し鶏足山頂上手前にテーブルとベンチあり。

ここで、先ほど買ったちらし寿司をいただく。

美味しい!

1パックじゃ足りない!

そうだ帰りも買って帰ろう。

鶏足山山頂に立ち寄り(眺望あり)、心はミツマタ群生地へ急いでいた。

 

5)ミツマタ群生地

鶏足山から少し戻り、ミツマタ群生地方面への分岐へ進む。

どんどん下がる。帰りにここを登るのしんどそう、と思うくらい下って行く。

やがて、ミツマタの花が一輪、また一輪と目につくようになった。それだけでも充分感動的だったのだ。

やがて、目の前に一面のミツマタ。高い木の間に低いミツマタの低木が広がる様は、例えようの無い美しさであった。

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ミツマタの森は一周を歩けるようになっている。こういう美しい光景がいつまでもみられるような環境が続きますようにと願わずはにいられない。

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6)道の駅さかがわ に戻る

さて、帰りのバスは一本のみである。

乗り遅れないように道の駅さかがわ に戻らねばならない。今来た道を戻って山を超えて帰らねばならない。と思っていた。

ここミツマタ自生地は、なんと既に下山と同じであり、山を超えなくても車で来れ、大駐車場まであった。

地図を確認すると車道沿いを歩いても道の駅には行けるらしい。

時間も時間なので車道沿いに歩く。ちょっと道が入り組んでいる場所もあったが、地図を見ながら歩けば迷う事は無い。車道も上り坂で峠を超えると下りになった。

行きに歩いた焼森山登山口入り口まで来れたら、あと少し。

道の駅についたらゆっくりしよう。

道の駅にはお蕎麦屋さんがあるが営業時間が昼食時間帯のみで食事は出来ず。

買いたかったちらし寿司は売り切れ、地元野菜も売り切れ、となかなか悲しい状況であるが、見つけましたとイチゴパック。とちおとめ。栃木でとちおとめを買って帰ることに即決。

 

7)秋葉原

バスの時間の30分前になった。

バスなんて来なさそうな気持ちになる場所である。知らない間に通り過ぎたらどうしようと心配で、早めにバス停の前で待つ。

そうだ、満席の場合は乗車出来ない自由席である。満席だったらどうしよう!とかいろいろ心配が出て来る。しかも一本しかないバスである。ドキドキである。

そんな心配をよそに、空いたばすは定刻通りに到着し無事乗車出来た。秋葉原までのバスの中で、今日も楽しかったなぁと思いつつ、ウトウトする。

とちおとめと共に無事帰宅。