一歩一歩を大切に

山は人生を変えるのか?を知りたくて山に行く!

【初心者登山】2013/12 高尾山 やっとデビュー

2013年もいよいよ終わりのある日、私と娘は初めての高尾山に向かった。

もちろん公共交通機関を利用してである。

行く前に、日帰り登山ガイドブックで相当予習をした。

初めて行く山で心配なのは、最寄り駅から果たして登山口がわかるだろうか、という事である。改札を出たら右に行くのか、左に行くのか、正面に行くのかを判断するのはなかなか大変なのである。

だが、高尾山は優しく私達を迎え入れてくれた。

登山を1人で始めたつもりであったが、こうして思い出してみると娘と一緒に行く事が結構多かったと改めて感じられる。

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【アクセス】

新宿から京王線乗車。概ね1時間。

高尾山口行きの準急

もしくは

八王子行き特急に乗り北野駅高尾山口行き各停に乗り換え。

高尾山口駅で下車(高尾駅とは違うので注意)。

改札を出たら右手に進む(ケーブルカー乗り場方面へ)。

 

【ウェア 持ち物】

新品のハーフジップ長袖シャツ

新品のハーフジップ薄手フリース

いつもの山スカート

いつもの厚手トレッキングタイツ

登山用靴下

登山靴  

トレッキングポール・・おおっ、ここまで全部モンベル(//∇//)

冷え込む寒さのためLLBeanのタウン用ジャケットを着る

靴下屋で昔買ったレッグウォーマーをトレッキングタイツに重ねる。

ザックはいつものLLBeanのタウン用ザック

いつのまにか増えているモンベルの帽子(夏用)

 

【上り】

初めての高尾山の王道として1号路を登る。

ただし、アスファルトの上りで結構な勾配あり。

やはり私の心肺機能では、ハーハーゼーゼーしてしまい、10歩歩いては休むを繰り返す。

私を抜かせない人はこの世にはいないと確信した。そして自分の不甲斐なさを痛烈に意識した。

どうもこの頃は登る時に息を止めていたきらいがある。力を出すには息を止めるように自然に身体がそうなっていた。それじゃあダメという事にまだまだ気付かず。

高尾山でこれほど息苦しさを感じていてはこの先どうなる事やら。その時の自分はまだ「そのうち治るんじゃない」くらいに思っていた。相当努力しないとダメという事に気付かずに。

やがて金比羅台を経由する山道を歩く。アスファルトじゃない道を歩く快適さを知る。

これからはアスファルトは避けよう!と思った。

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【観光】

1号路を登り終えると観光地が待っていた。

お団子をまず食べる。

ゼーゼーしたのと朝ご飯を食べてから、ずいぶん時間が経っていたのでお腹が空いたのだ。

登山とはかようにお腹が空くものかと感じ始めた。

タコ杉を見たりしながら進み、当初の計画の通り吊り橋方面へと進む。なかなか落ち着くいい道である。人通りも少ない。そして日陰のせいか登山道脇にはザックザクの霜柱がいっぱいある。こんなちょっとした自然現象も珍しく、親娘共々楽しめた。親娘で自然好きというか理科好きな所が似ている。2人とも科学博物館が大好きなのに、お互いに同年代で一緒に科学博物館を見に行ける友人がいない、という共通の悩みもあったりする。

 

【山頂】

高尾山の山頂に至る。

広すぎるのと人が多過ぎるので山頂標識がどれかはわからなかった。

富士山が見えるところに立っていると、見知らぬ人から「撮ってあげます」と声をかけられる。山に来る人は親切だ、とシンプルに感動した。

 

【下山】

下山は予定していた6号路へ。

さすが高尾山!標識いっぱいありで間違えようがない。

サクサク降りる娘。私はドスドス降りていく。

やがて沢の中の飛び石状の石を渡るが、私は滑って転びそうなので石に乗らないように歩いた。だけど足は濡れる事無し。登山靴凄い。

ゴツゴツしたところ、木の根っこがあるところがそれなりにあるが、概ね悩む事なく下山出来た。

娘は身体が冷えたようで、ちょっとお腹が痛いらしかった。ゴメンね。

 

【食事】

下山してから蕎麦屋に行く。

栄茶屋。

自然薯の温かいとろろそばを2人でそれぞれ注文し、季節の天ぷら盛り合わせもいただく。

温まって美味しかった。

温かい気持ちで電車に乗って帰る。もちろん居眠りしながら。